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- 2020.04.24 Friday
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X社は、Aマシナリーへの出資金を失っただけではなく、
数千万円の前払い金もどぶに捨てる結果に終わってしまった。
前回の記事はこちら→ Aマシナリー倒産に至る
実は、私も被害者(?)と言ってもいいかも知れない。
当時私はX社にソフトの売り込みをかけており、
X社の社長と成約寸前になっていた。
突然Aマシナリーが倒産したため、X社との契約は立ち消えになってしまった。
Aマシナリー関連記事はこちら↓
Aマシナリー
Aマシナリー設立の経緯
Aマシナリー独立のメリット
X社の社長は「あなたのせいではないのだが…」としきりに謝ってくれました。
まあ私の場合は、実際にお金を失ったりとかはなかったのですが…
Aマシナリーの社長(元S技研の従業員)Tu氏は、
持ち家など、多少の資産はあったようだが、
それを使って一部でも弁済しようということはなかったらしい。
まあ、個人と法人は別人格ですので、
それは非難するべきことではないのですが…
Aマシナリーは、X社のメンテナンスで日銭を稼ぎながら、
電子機器Cの更なる開発を続けた。
「成功報酬」(「とりあえず開発中の機械を使ってください。
いろいろ不具合に対処しながら、機械を改良していきます。
うまく稼動するレベルに達したら商品代金を払ってください」)条件で何件か試作機を客先に納入した。
志は大きかったのだが、技術力や資金力がそれについていかず、
結局、不具合が解消されることはなく、商品化は失敗に終わった。
Aマシナリー社は最終的に「倒産」に至ったのだが、最も被害を蒙ったのはX社である。
電子機器Cのメンテナンスに不安を感じていたX社は、
将来の交換部品を十年間分くらいを在庫すべく、
Aマシナリーに一括発注(数千万円単位)した。
しかも、Aマシナリーの資金繰りが苦しいことは理解しているので、100%前金で支払っていた。
さすがにX社の担当役員も不安を感じたのか
「あの部品はいつできる?現在の進行状況は?」としきりに催促していたが、
Aマシナリーの返事は、「材料は手に入りました、これから加工にかかります」
などと応じていた。
X社の担当役員はその言葉を信じて安心するしかなかった。
だが、実際に倒産してみると、材料手配も一切されていない、
支払った前払い金はすべてAマシナリーの運転資金として溶けていたことが判明した。
JUGEMテーマ:在日特権
前回の記事はこちら→ http://boyakigoto.jugem.jp/?eid=58
当然S技研にも、メリット(大量の部品購入など)をちらつかせて交渉した。
当時S技研は、上場の夢破れ、営業成績も急速に悪化、有力な従業員も次々去っていく
(多くは、S技研が解雇した)という状況のなかで、
有力な顧客の要請を無視することもできず、結局、電子機器Cの権利を与えてAマシナリーの独立を認めた。
電子機器Cは、それまでにない原理で動作するように考案されていたので、
将来性という「夢」に賭けて出資する者は他にも若干あった。
Aマシナリーは、X社のメンテナンスで日銭を稼ぎながら、
電子機器Cの更なる開発を続けた。
Aマシナリー→ http://boyakigoto.jugem.jp/?eid=43
「成功報酬」(「とりあえず開発中の機械を使ってください。
いろいろ不具合に対処しながら、機械を改良していきます。
うまく稼動するレベルに達したら商品代金を払ってください」)条件で何件か試作機を客先に納入した。
今回は、S技研の電子器機関係についての記事です。
Aマシナリーとは、S技研から独立した会社ですが、S.y商事や、S.kテクノロジーとは独立の経緯が違います。
以前の記事はこちら→ http://boyakigoto.jugem.jp/?eid=43
http://boyakigoto.jugem.jp/?eid=44
機械というものは一度納入したら「それでお終い」とはならないことが多い。
機械は10年、20年、30年と使い続けるものなので、当然その間メンテナンスが必要となる。
お客様の社内でもメンテナンス体制を取りますが、メーカーに頼らなければならない場面も多い。
特に、交換部品は、メーカーがちゃんと供給してくれないと、機械が動かない。
繁忙期にソフトや機械が動かないと、納期遅れや機会利益の喪失など、経営上多大な損害に直結する。
http://boyakigoto.jugem.jp/?eid=10
ある有力企業(X社とします)が、S技研の機械(電子機器C)を導入した。
その当時、競合他社に比べて、最先端の材料を使って製作されており、
使用上多大のメリットもあるということで導入を決定した。
普通は、一度導入すると、ユーザーとメーカーは10年、20年のお付き合いになるのだが、
X社の場合、いざ機械は購入したものの、S技研の顧客対応に納得できなかった。
そこで、S技研とかけあって、金を出してS技研の従業員に、別会社(Aマシナリー)を設立させた。